バレエのレッスン曲の魔力
3週間前、私は恋に落ちました。
ある音楽に、です。
バレエのレッスンで、アダージョ(アダジオ)という、センターで、ゆっくりした曲に合わせて踊るパートで使われた曲。
短調でもの悲しく映画のテーマ曲みたいなドラマチックな曲。
その曲で踊ってると感動で瞳がうるうるしてしまうくらい。
1.私はバレエのレッスン曲が好き
私が好きな音楽のジャンルに「バレエのレッスン曲」があります。
バレエのレッスンで使われる曲は、いろんなジャンルの音楽をピアノ独奏にアレンジしたもの。
元となる曲は、クラシックだったりバレエ音楽だったり映画音楽だったりポピュラー音楽だったり(さすがにロックはないかも)。
この、「ピアノ独奏にアレンジされた曲」というのがいいのです。
元の曲(オーケストラだったり歌だったり)と違った味わい。
そして、ピアノという打楽器特有の長所が活かされてる。
打楽器なので、優しく柔らかくも表現できるし、強く叩いて乱暴な感じ
にも表現できる。
20年近く前にバレエを習い始めて、バレエのレッスン曲の魅力にはまりました。音楽は、バレエをここまで続けられた理由の一つ。
このすてきなピアノ曲に合わせて踊るのがたまらないのです。
プロのバレエダンサーさんのインタビューでも「学生の頃、バレエは毎日のレッスンが辛くてやめようと決意したこともあったけど、翌日レッスンに行くと音楽の魅力のとりこになり、やっぱり続けよう、と思ってしまう」とおっっしゃる方がよくいらっしゃいます。
それだけ、この、「バレエのレッスン曲」というのは、魔力があるのです。
2.シルヴァン・デュラン
早速先生から、曲の情報を教えてもらいました。
Sylvain Durand(シルヴァン・デュラン)のバレエレッスン曲のCD「La Classe De Danse Classique vol.2」に、Adagio(アダジオ)として収録されている "J'aime ma Femme"。
シルヴァン・デュランさんは、パリオペラ座バレエ団の専属ピアニストだった方。
バレエ団や大きなバレエ教室には、ピアニストがいて、レッスンでピアノを弾きます。(それ以外の普通のバレエ教室はCD等を使います。)
さて、我が家にはCDドライブがないため、ネットでデータを探してみました。
でも、ない。
シルヴァン・デュランさんのバレエレッスン曲は2曲ほど、youtubeにアップされてましたが、この曲はなくて。
結局、バレエ教室からデータでいただくことに。
その曲だけではなく、シルヴァン・デュランさんのバレエレッスン曲が収録されているアルバム2つ分と、ほかに私が好きだと伝えた曲が入っている別のアルバムと。
データを昨日もらえて。
聴いたら、これまでレッスンで聴いて、好きだな、と思った曲がたくさん入っていて。
私は、シルヴァン・デュランさんの曲が好きなんだ、と。
どの曲もドラマチック。さすがフランス人という感じ。
昨日の夜から、ずっとこの曲ばかり聴いてる。
だって、恋に落ちた相手に3週間ぶりで会えたんですもの笑
寝ても覚めても、です。